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2011年4月28日 (木)

東日本大地震 12

昨日の中日新聞社説の冒頭です。

『被災地には、兄弟や友人に加え親を失った子供たちが多くいる。最愛の人の喪失という現実が、その小さな肩に重くのしかかる。

避難生活を送る小学生の子供たち七人と「だいこん抜き」ゲームを楽しんだ。岩手県陸前高田市のある避難所でのことである。 よくやる遊びでだいこん役数人が輪になって手をつなぎ、うつぶせに寝る。周りで鬼役の子供たちがだいこん役の足首を持ち引っ張り、つないだ手が離れたら鬼の勝ちだ。だいこんが最後の一本(一人)になるまで攻防が続く。

被災者は早く日常生活に戻ることを願っている。子供たちにとって重要な日常は「遊び」である。避難所生活では、自由に遊ぶ時間も場所もなかなか確保できない。』 以下略

子供が遊んでいるのを見るのは、大人も楽しい。子供の遊んでいる姿は自然であるし、ほほえましくなる。

梁塵秘抄(平安時代末期に編まれた歌謡集)にも

「遊びせんとや生まれけむ たわぶ(戯)れせんとや生まれけむ 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそ揺るがるれ」

これが子供の普通の姿である。被災地にも子供が遊びまわる、そんな特別でもないなんでもない普通の日が早く来ることを祈っている。

子供は社会の宝である。子供が自由に遊べる環境を作ることは、われわれ大人の使命である。

今日の新聞によると、死・不明者数は25949人、そのうち小中高生は536人ということだが、この中には幼児が入っていないのでさらに多くなる。

お母さんに抱かれた赤子、弟を庇った姿の幼い姉、ぱんぱんの袋を持った女の子、その袋の中には防災用具が詰まっていた。なんと儚いことか。切なくていたたまれません。

人の死はなんとしても避けたい。これだけの宝を失ってしまった。無くなられた方は無念なことであったろう。痛恨の極みである。

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