« 宇宙物理学研究施設「スーパーカミオカンデ」「カムランド」見学 | トップページ | 釣り »

2011年7月29日 (金)

報復テロの絶滅へ 4

今日(7月29日)の新聞にこんな記事がありました。

「アフガニスタン南部ウルズガン州で7月28日、銃や爆弾で武装したグループが州都タリンコートの政府庁舎や警察本部を襲撃。子供10人を含む市民ら少なくとも19人が死亡、37人が負傷した。反政府勢力タリバンが犯行を認めた。」

「カルザイ大統領の地元の南部では今月に入り、大統領の弟や顧問が相次いで暗殺されている。7月27日にはカンダハル市長が自爆テロで殺害されたばかりだった。いずれもタリバンが犯行を認めており、治安は悪化の一途をたどっている。」

ビンラディンが殺害されたのは5月2日でしたので、丁度3ヶ月経とうとしています。心配したとおり、報復テロは続いています。報復に報復をもってするのであれば、いつまでも悲惨な状態が続き終りがありません。

ここに「ブッダが教える発想の転換」の4回目(全5回)が掲載されました。報復に関する内容ではありませんが転載させていただきました。

ブッダの教える発想の転換
   菅沼 晃(東洋大学名誉教授)
・・・・・・
<死を「前に見よ」>
 「大王よ、巨大な山があなたを圧しつぶすように、老いと死があなたに迫っているとき、ただ、真理にかなった行い、正しい行い、善い行い、功徳を積む行いをするほかはありません」(『相応部経典』「コーサラ相応」)
 古い経典では、私たちは死へと向かう存在であることが様々な表現で説かれますが、これはコーサラ国王パセーナディヘの言葉で、「雲のような大きな山が、あらゆる生き物を圧しつぶしながら迫ってくる」というのです。最近のテレビで大雨などによる土砂崩れの有様を見ていると、すべてを圧倒する巨大な山の土石流が私たちを圧しつぶすという譬喩(ひゆ)が生々しく感じられ、まさに我が身に迫ってくる死を実感させられる気がします。
 老いや死はもともと人間に内在しているものなのに、いざそれに直面すると「死は突然やって来た」とショックを受けるのは、死を「前に見ていない」からです。ブッダが老・死について実に多くの言葉を残しているのは、老死を後ろからやって来て突然私たちを暗黒の淵に突き落とすものととらえるのではなく、「前に見る」ことを私たちに求めているからです。「死を前に見る」のは、私たちにとって実につらいことなのですが、それを見据えながら、精一杯生きて行くほかはないのです。」(雑誌「大法輪」2011年5月号p49より)

|

« 宇宙物理学研究施設「スーパーカミオカンデ」「カムランド」見学 | トップページ | 釣り »

報復テロ絶滅へ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 報復テロの絶滅へ 4:

« 宇宙物理学研究施設「スーパーカミオカンデ」「カムランド」見学 | トップページ | 釣り »