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2011年11月15日 (火)

愛染かつら

7月25日独鈷山に行ったとき別所温泉の北向観音へ寄りました。北向観音の境内に大きなカツラの木があり、「愛染カツラ」と表示板がありました。見事な大木でした。私は大木に会うと感激します。千年も2千年も風雨に耐え、今生きていることに畏敬の念を覚えます。木から生きる力を与えられます。

Dsc00932 北向観音梵鐘の横にある愛染カツラの木

Dsc00933 愛染カツラ 樹齢1200年の雄株

山でも平地でもカツラの木には時々出会います。しかしそれらはカツラで愛染かつらではありません。

小説「愛染かつら」は川口松太郎によって昭和12年~昭和13年に書かれました。小説は、昭和13年に映画化され、大人気を博しました。その後も何回か映画化されました。

映画の主人公 ヒロインの高石かつ枝と津村浩三が桂の木の下で永遠の愛を誓いあいます。それが北向観音のこの桂の木の下で撮影されたということです。

この映画は大ヒット、その主題歌「旅の夜風」がこれまた大ヒットで一世を風靡しました。懐かしい歌として、今でも私も聞き惚れています。

私は前々から「愛染かつら」とは何だろうと思っていました。小説の題名ですから何でも良いわけですが、「愛染かつら」とは何かを知りたくて悩んでいました。愛染かつらというものがあると思っていたのです。

北向観音の愛染カツラに遭い、それがやっと解決しました。北向観音のそのカツラの木の前に愛染堂があるのです。川口松太郎はその愛染堂とカツラの木を合わせて「愛染かつら」にしたということです。川口松太郎は北向観音の信者ということです。 

またこういうのもあります。川口松太郎が東京都台東区谷中の自性院の愛染明王前にあったカツラの老木にヒントを得てこの作品を書いたということです。

北向観音のこの桂の木の下で撮影、川口松太郎は北向観音の信者 というのは確証を得ておりません。

題名は何でも良いわけですから、「愛染堂」と「かつら」が一緒になって「愛染かつら」になったのだとやっと分りました。私はそれが分ってじゅうぶんです。悩みが一つ解決しました。

それでは愛染かつらの主題歌「旅の夜風」をどうぞ。「この歌何!」っていう方も多いことでしょう。

翌日の「続 愛染かつら」もご覧ください。

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コメント

The post is exposing the extraordinary wig tree.Thank you for sharing.

投稿: かつら | 2012年1月30日 (月) 20時45分

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