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2011年12月15日 (木)

報復テロの絶滅へ 11

このところ米国とパキスタンの関係が悪くなっており、そのことを報道する新聞記事がたて続けに載っていました。

12月9日中日新聞の社説には「米・パキスタン 対テロ協調を忍耐強く」という見出しで、要点は“両国関係悪化はテロ組織を利するのではないかと懸念される”という内容でした。

12月11日には「米国とパキスタン関係改善兆しなし」という見出しで、“誤爆事件から2週間経ったが米国、パキスタン両国の関係改善の兆しはみえていない”ということです。

12月12日の新聞には「米軍がパキスタン撤退 検問所誤爆で対テロ戦略変更へ」という見出しで“米国はパキスタン政府の要求に基づき、同国シャムシ空港から撤退を完了した。これで米国はパキスタン国内の拠点をすべて失った”ということです。

ここで、ここまでに至る経過を簡単に振り返ってみます。

2001年9月11日アメリカへの同時多発テロ

2001年10月NATOは協調して攻撃を行い、アフガニスタンのタリバン政府を崩壊させた

2011年5月2日ウサマ・ビンラディン殺害

2011年5月~報復、自爆テロ、殺害など続く

パキスタンでウサマ・ビンラディンが殺害されたとき、アフガニスタンに潜伏していると思われていたので、パキスタンがビンラディンをかくまっていたのではないかと米国が懸念

2011年9月に在アフガニスタン米大使館攻撃事件

関与が疑われているパキスタン北西部の部族地域を拠点とするタリバンの一派、ハッカニグループに、同国政府が関係していると米は非難

パキスタン側も米国に反発し、相互不信は深まる一方

2011年10月アフガニスタンの首都カブールで、駐留する国際治安支援部隊(ISAF)に対する自爆攻撃があり、同隊員13人と市民ら4人が死亡した。反政府武装勢力タリバンが犯行を認めた。

2011年11月アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)が、パキスタン西北部にある検問所を誤爆

2011年11月パキスタンのギニラ首相が“米国と通常通りの関係は維持できない”と米国を強く非難。パキスタン政府は来月のアフガン復興会議欠席も表明し、両国関係は悪化している。誤爆による死者数はパキスタン兵士24人

2011年12月パキスタンはアフガン復興会議欠席

つまりここ数日の新聞記事はこういう状態を言っているのです。

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