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2015年4月16日 (木)

下呂の一本桜

下呂市の萩原地区には一本桜の名木が多くあります。5本を見てきました。今年は雨ばかりでしたがやっと晴れ、桜もちょうど良いときでした。

設楽、恵那、中津川、裏木曽と行きました。中津川まではもう桜は終わりでしたが、裏木曽はどこも満開、道中も楽しめました。

先ず「岩太郎のしだれ桜」を見ました。この桜は下呂では昨年見に行った「苗代桜」と1・2を争う素晴らしい桜です。120年前、岩太郎という人が若芽を植えて大事に育てた桜です。

P4160037岩太郎のしだれ桜

土手から突き出すように幹が聳え、やわらかく撓る枝が風になびくその姿は見事と言う他ありません。幹回り2.6m、高さ15mのしだれ桜です。

次に「森山神社のしだれ桜」を見に行きました。森山神社の鳥居前にあるしだれ桜で樹齢100年といわれる美しい桜です。 五平餅を売るテントのお店も出て、さくらさくらの曲が流れていました。

P4160042森山神社のしだれ桜

次に「賢誓寺(げんせいじ)のしだれ桜」です。 昭和3年現在の地に移転した際に、記念樹として植樹されたものです。樹齢は90年ほどになります。

境内を華やかに彩る見事なエドヒガンのしだれ桜で、前出の「岩太郎のしだれ桜」「森山神社のしだれ桜」の姉妹桜です。2本ありました。

P4160059賢誓寺のしだれ桜

次は「永養寺(えいようじ)のしだれ桜」です。樹齢350年のしだれ桜です。幹にコブをつけ、いかにも古木といった風格です。

枯死寸前でしたが手を入れられ復活しました。赤や青の毛氈が敷かれ、抹茶の席が用意されていました。

P4160003永養寺のしだれ桜

次に「浄福寺(じょうふくじ)のしだれ桜」を見に行きました。別称「遊女桜」とも言われます。江戸新吉原の妓楼から梵鐘が寄進され、遊女たちの希望によって、新吉原の桜が傍らに植えられました。

樹齢210年、エドヒガンの古木です。幹周2.5m、樹高10mで遊女のような、艶めかしい美しい桜です。

P4160080浄福寺のしだれ桜

山はいつでも登れますが、桜は一週間です。一本桜には人を引き付けるものがあります。孤高の美しさ、何百年を超えてきたその風格にはただ見入るばかりです。

老樹に鞭打って花を咲かせ、すぐに散って行くはかなさ、潔さに引かれるのかも知れません。当ブログにとっては 桜は心を慰めてくれる、どの花にも代え難い懐かしく愛しい花です。

これで一本桜74本を訪ねました。どの一本にも感動いたします。ホームページにまとめてありますので見てください。

動画もアップしました。

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