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2016年8月22日 (月)

座談山(熊本城復旧工事)

台風9号が近づいており、伊豆半島や房総半島は大雨ということですが、豊橋辺りは青空も見えており、葦毛湿原から座談(ざだ)山に行って来ました。
Zadanyama271
葦毛湿原はミズギボウシやミズギクなどが咲き、蝉もクマゼミからツクツクホウシに変わって秋の気配を感じます。
1時間で座談山頂上に着きました。空は黒い雲と晴れているところの境目がはっきり見えます。台風の影響と思われます。

Dsc00685 頂上での空

このまま進めば神石山を経て多米峠となります。ここで引き返しました。近くに神石山が見えています。

Dsc00687 神石山(右)から多米峠に続く山

こんな天気でしたが10人ほどに逢いました。

ここから別の話です。当ブログはクレーンや工事の大好き人間です。

熊本地震で石垣が崩れ、隅石1本で支えている熊本城の飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)の工事がどのように行われるか、たいへん興味がありました。

ここから以降の写真はネット上で拝借いたしました。

iidamaru22かろうじて隅石1本で支えている飯田丸五階櫓

この「一本石垣」が繊細なので、 工事がどのような方法で行われるか大変関心がありました。「一本石垣」に資材・機械など触れないように、振動を与えてもいけないと思います。

しかし、7月末には無事、鉄骨の資材が櫓の一番下の床下に入ったようでホッとしました。挿入方法は次のように行われました。

工事ではまず、櫓を支えるアーム状の巨大な鉄骨「仮受構台(かりうけこうだい)」(全長約33m×高さ約14m×幅約6m)を組み上げました。そして、櫓を抱え込む位置まで油圧ジャッキで移動しました。

次の写真が巨大な鉄骨のアームが櫓を抱え込んだ図です。「一本石垣」に触れることも振動を与えることもなく、櫓を支えるということです。

仮受構台の最終工程予定図
 
次からは工事の過程の写真です。

組み立てられた仮受構台

仮受構台
kuma3
仮受構台を写真奥の方に移動中
仮受構台をこれから写真左に移動する

仮受構台を櫓まで油圧ジャッキで移動した

kuma6

この後、鉄骨材を3本櫓の下に差し込む これも油圧で行われる

鉄骨材が櫓の下に差し込まれた

鉄骨部材は、櫓の床下奥の位置まで差込まれ、櫓が現在の状況よりたわまないように支持されました。これで一安心です。

この施工は大林組ですが、さすがスケールの大きいことを行います。日本の土木の力の素晴らしさにほとほと感じ入りました。

工事立案、資材調達・運搬、建設機械の搬入・据付け、現場の整地などよくぞここまで整えたと思います。大林組は1ケ月でここまで行いました。

先ずは櫓が鉄骨で支えられ、崩れる心配が無くなりました。「一本石垣」はよく耐えてくれました。これで取り払われることと思います。

以上は飯田丸五階櫓ですが、熊本城はその他たくさんのところで崩壊しています。復旧には10年以上掛かると言われています。

当ブログも熊本城を訪問したことがあります。全面的に協力し、応援して行きたいと思います。

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