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2017年8月21日 (月)

戦争番組 731細菌部隊

終戦日前後のテレビは戦争に関する番組が幾つかありました。当ブログの気が付いたところでは次のようなのがありました。

8月10日 NHK ドキュメンタリー 昭和の選択「ポツダム宣言受諾 外相東郷重徳・和平への苦闘」

8月12日 NHK スペシャル 「本土空襲 全記録」

8月12日 NHK ETV特集 「原爆と沈黙~長崎浦上の受難」

8月13日 NHK スペシャル 「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験」

8月14日 NHK スペシャル 「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」

8月14日 NHK Eテレ 100分de名著 大岡昇平″野火″第2回「兵士たちの戦場経済」

8月15日 NHK スペシャル 「戦慄の記録 インパール」

8月18日 NHK BS1スペシャル 「なぜ日本は焼き尽くされたのか~空軍兵士が語った″真相″」

8月19日 NHK BSプレミアム 華族・最後の戦い 天皇の退位を阻止せよ 東京裁判

8月19日 NHK ETV特集 「描き続けた″くらし″戦争中の庶民の記録」

これらの中で8月15日の「インパール」は録画し忘れましたが、他はいずれも録画しておき見ました。これらのなかには初めて公にされる録音、映像、日記、記録などあり、驚きと衝撃でありました。

この中より8月13日放送の 「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験」を書きます。

関東軍防疫給水部いわゆる731部隊は、1936年に中国北東部ハルビンに設立された細菌兵器を開発する日本軍の秘密部隊でした。細菌兵器は国際法で禁止されています。

終戦後1949年にソ連で開かれた軍事裁判を記録した音声テープがロシアにありました。それは731部隊が、生きた人間を実験材料に使ったという証言でした。犠牲者は3000人とも言われました。

731部隊衛生兵
「びらんガスを人体実験に使用して、手とか足・顔がただれ、紫がかっていたのを留置場で見ました。」

731部隊憲兵隊員
「凍傷実験の中国人を見ますと3人は手の指が黒くなって落ちておりました。残りの2人は骨だけ残っておりました。」

731部隊衛生兵
「砂糖水の中にチフス菌を入れ、強制的に50人ほどに飲ませて細菌に感染させて、そしてその人体実験によって亡くなった人は12・3人だと記憶しています。」

731部隊軍医
「ペスト蚤の実験をする建物があります。その建物の中に4・5人の囚人を入れまして、ペスト蚤を散布させて、そうしてその後、その実験に使った囚人は全部ペストに罹かりました。」

731部隊細菌研究部長
「女性や子供もいました。死に至るまで実行しました。監獄より生きて出た者は1人もいませでした。」

731部隊衛生兵
「チフス菌をスイカやマクワウリに注入して、満州人と支那人 約5・6名の人間に対して食べさせました。全員が感染しました。」

731部隊第一部細菌研究部長
「ペスト菌は主として蚤の形でコレラ菌、パラチフス菌は井戸とか貯水池というようなところに散布されました。」

この731部隊には理学博士とか薬学博士など各界の権威が集まっていました。特に京都大学、東京大学出身の医学者が多くいました。

これは731部隊長と大学の教授たちに深いつながりがありました。高額な研究費が支払われ、研究者個人にも多額の金額が支払われました。こうした中で教授たちは医師を派遣しました。

教授たちの中には部隊の人事に関係した教授もいました。これらの研究者は終戦後早くに日本に逃げ帰り、罪を問われることはありませんでした。その後、金沢大学学長や東大総長になった教授もいました。囚人たちは証拠隠滅のため殺害されました。

 NHK スペシャル 「戦慄の記録 インパール」は8月26日に再放送があるので、また見ることにいたします。

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