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2018年8月 8日 (水)

戦後の生活・・・アイスキャンデー

戦後の頃アイスキャンデーがありました。街には2軒の製氷屋があり、そこで大きな氷やアイスキャンデーを作っていました。

その頃は魚屋など特別な店には氷で冷やす冷蔵庫がありましたが、一般家庭には冷蔵庫はありません。大きな氷はのこぎりで切って、そのような店に氷屋が卸しており、氷はたいへん貴重で特別なものでした。

アイスキャンデーはおじさんが自転車の後ろにつけた木の断熱箱に入れ、旗を立てて売りに来ました。店では溶けてしまうので置いてありませんでした。

2種類だけでした。1つはアイスキャンデーと呼び3円でした。もう1つはアイスマックと呼び5円でした。

アイスキャンデーは筒状の20cmくらいの氷に割りばしのような棒が付いていました。赤や青の甘い氷でした。アイスマックは直方体状でやはり棒が付いており、汁粉の液を固まらせたようなものでした。両方とも甘みはサッカリンでした。

昭和27年頃はアイスクリームも売りに来ました。その場で薄板で作った長方形の小さな箱にアイスクリームを押し付けるように入れます。ドライアイスで冷やしていたようです。

これは高価で子供は買えませんでした。その頃は牛乳もありません。ヤギを飼っている家はヤギの乳を飲んでいました。

他にかき氷がありました。かき氷屋の店に吊るしてある旗はその頃も今も同じです。手回し機から電動に変わったくらいで、出てくる氷はその頃と変わりませんが、かけるシロップはサッカリンでした。


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