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2019年6月 5日 (水)

本「戦争が立っていた」

本の紹介です。暮しの手帖社から5月末に「戦争が立っていた」という本が出版されました。副題は「戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編」となっています。これは昨年発行された戦中・戦後の暮しの記録」の続編になります。

Dsc03208_2 今回発行された「戦争が立っていた」 

今回発行された「戦争が立っていた」には、 前回発行の「戦中・戦後の暮しの記録」で掲載されなかった原稿の中から44編、および1968年に発行された「戦争中の暮しの記録」で収録されなかった原稿から10編が収録されています。手記・聞き書き・手紙・絵・写真などの記録です。

今回の副題が「・・・戦中編」となっているので、続いて第3集「なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編」が7月に出版されるそうです。

書名が「戦争が立っていた」となっていますが、これは 俳人 渡邊白泉(1913~1969)の句「戦争が廊下の奥に立ってゐた」から取ったと思われます。戦争はいつの間にか日常の中に、知らず知らずのうちに入り込んできて佇んでいました。

戦中編なのでこの中に収められている手記は、壮絶な体験をした人たちの記録です。 収録されている人たちの年代は80歳代が多く、90歳代の人も何人かいました。70歳代は戦争体験した人は少なく聞き書きの人もありました。

当ブログ現在78歳ですが、終戦のときは5歳になったばかりで、4歳頃の戦争の記憶はあります。住んでいたのは田舎であったので、空襲はうけておらず、悲惨な体験はしておりません。しかし、空襲警報が出て防空壕に走ったということは何回もありました。この本で戦争のむごさがよく分かりました。

あの戦争から74年が経ちました。戦争を体験した人もやがていなくなってしまいます。令和の時代となり、昭和の戦争の時代も遠ざかっています。戦争の記憶を風化させぬよう、若い世代に伝えて行く貴重な本です 

 

 

 

 

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