« 浜名湖ガーデンパーク、女河浦海水浴場 | トップページ | 浜名湖瀬戸遊歩道散策 »

2019年7月20日 (土)

令和元年戦争資料展

毎年豊橋市中央図書館で戦争資料展が開かれています。今年は7月6日~9月1日の期間です。

この資料展は平成4年から開かれていますが、当ブログは平成28年から見ており今年で4回目です。

テーマは『令和元年度 第2回 「平和を求めて とよはし」展 「語り」・「継ぐ」戦争体験 〜昭和・平成から令和へ〜』となっています。

今年は昨年に続き「平和を求めて とよはし」展 の2回目になります。

Dsc03440 会場入り口案内

展示物の説明は全て無料の冊子にまとめてあるので助かります。写真撮影は禁止となっています。

Dsc03441 冊子

ここでは展示物の項目と少しの説明を書くのみとします。

・さまよい続けた一兵士 グアム島戦線の体験・・・97歳の方、過酷な戦争体験。自分だけ生きて帰り申し訳ないという気持ちは四六時中離れることはない

・極寒の地 シベリア抑留の日々・・・94歳の方、シベリア抑留の体験。射殺に遭うもわざと相手が弾を外してくれて助かる

・勤労学徒の戦争の記憶・・・92歳の方、当時名古屋に下宿し、名古屋空襲に遭う。下宿の奥さんが流れ弾で亡くなった。

・渥美線電車機銃掃射・・・88歳の方、友人がその電車の車掌で命を落とす。当時は名誉なことだと思っていた。

・子供の目に移った戦争・・・82歳の方、昭和20年6月19日の豊橋空襲逃げまどう。軍需工場の無い豊橋が何故ねらわれたか。

・戦争が起きた時代を考える・・・82歳の方、父は満洲で戦死。戦死することが美化されていた。

・総合的な学習「生きる 〜平成の語り部として〜」・・・豊橋市立汐田小学校6年生

・豊川海軍工廠の悲劇・・・昭和20年8月7日空襲2500人以上の命が奪われた。

 

暮しの手帖社発行の本などで戦争の壮絶な記録は読んでいましたが、豊橋にもそれを勝る体験をした方がいらっしゃることを初めて知りました。この展示会は毎年新しい内容で、当ブログも知らないことがたくさんあります。

このような体験をされた方は90歳代か、80歳代後半の方になりますが、やがてはこのような話も聞かれなくなってしまいます。大変貴重な話だと思いました。

改めて感じたのは「自国が負けるとは全く思っていなかった」という人が多かったということです。情報が知らされず、地震のような自然災害の情報まで知らされませんでした。

また「敵機が来ても追い払ってくれると思っていた」ということです。しかし実態は全く違っていました。開戦時から物量の差は石油一つとってもアメリカは日本の777倍でした。米軍の兵器を見て「とてもじゃないけど勝ち目はないなあ」と体験の語りにもありました。

さらに「国のために死ぬことが名誉なことだという思いであった」ということでした。若い人こそこのように思っていたのではないでしょうか。

あの戦争は過去の出来事として忘れられつつあります。軍民合わせて犠牲者は300万人でした。

 

|

« 浜名湖ガーデンパーク、女河浦海水浴場 | トップページ | 浜名湖瀬戸遊歩道散策 »

戦中戦後」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 浜名湖ガーデンパーク、女河浦海水浴場 | トップページ | 浜名湖瀬戸遊歩道散策 »