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2019年8月 4日 (日)

本「なんにもなかった」、映画「この世界の片隅に」、セミ脱皮

本の紹介です。暮しの手帖社から7月に「なんにもなかった」という本が出版されました。副題は「戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編」となっています。これは昨年発行された戦中・戦後の暮しの記録」、5月に発行された「戦争が立っていた」の完結編になります。

Dsc03465 「なんにもなかった」の本 

今回発行された「なんにもなかった」には、 第1集・第2集に掲載されなかった原稿の中から46編が収録されています。手記・聞き書き・手紙・絵・写真などの記録です。

第2集は「・・・戦中編」であり、第3集は「・・・戦後編」です。第3集の手記の人たちの年代は、当ブログとちょうど同じです。当ブログは空襲はうけていないので壮絶な体験はしておりませんが、食べる物が無いというのは全く一緒でした。

あの戦争から74年が経ちました。戦争を体験した人もやがていなくなってしまいます。平成を経て令和の時代となり、昭和の戦争の時代も遠ざかっています。戦争の記憶を風化させぬよう、若い世代に伝えて行く貴重な本です 

 

別のことを書きます。アニメ映画「この世界の片隅に」を昨日テレビで見ました。これは映画館で一度観ております。年代が当ブログと一致しますので子供のころを思い出しながら観ました。2回目ですが大変感動いたしました。以前にもブログに書きましたが、もう一度内容と感想を書きます。

戦中戦後の中、懸命に生き抜いた若い女性「すず」を中心にした物語です。「すず」は広島に生まれ、18歳で呉に嫁ぎます。働き者だが、おっとりした性格から時折小事件を巻き起こします。

次第に物資が乏しくなる戦時下の生活に先行きの不安を感じつつも、夫や嫁ぎ先の人々を愛し、知恵と明るさで懸命に乗り切っていきます。

戦時下に空襲で右手を失いました。その時自分と一緒に居た義姉の子は死んでしまいました。その負い目がいつもありました。

とにかくこのアニメに出てくる人たちは根はよい人たちばかりで、戦時下の中でもほのぼのとしたものを感じます。戦後の厳しい中でも明るさを失わない「すず」。このように生きたいと思います。

この映画は戦争や環境を批判するのでなく、それは横に置き、現実をひたすら生きた「すず」に感銘するばかりです。

この映画は今でもときどき新聞やネットに取り上げられています。機会あれば多くの人に見られることを願っています。

 

もう一つ別のことを書きます。セミの幼虫を見つけました。抜け殻はよく見ますが幼虫は珍しいことです。すぐに羽化しそうなので観察しました。

Dsc03461 幼虫

羽化の途中で絶対触ったりしてはいけません。羽根がいびつになり、飛ぶことが出来なくなります。

Dsc03463 脱皮

Dsc03466 クマゼミです

Dsc03468 クマゼミ

Dsc03470 クマゼミ

ここからあまり変化しません。今は夜の10時です。朝までそのままにしておきます。

ほんの数時間の間に全く違った形の生物に変化しました。自然の神秘さ神々しさを感じました。自然には畏敬の念を抱いています。

追記 翌朝見るともう飛べるほどになっていました。外へ放ってやると飛んで行ったので安心しました。

Dsc03473 これは翌朝6時です。

 

 

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