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2020年2月 6日 (木)

老いを歌う短歌①

中日新聞には中日歌壇、中日短歌会の歌が掲載されています。老いを歌ったり、老いを看護する歌がときどき出てきます。当ブログも今年は傘寿、それらの歌にはどれも共感いたします。

1・2月の新聞に載ったそれらの歌を挙げてみます。

 

・老いを歌った歌

中日歌壇   焼餅のしょうゆチュワッとかける時孤食なれども冬の幸せ  

中日歌壇   今置きし財布が行方不明なりガスのコンロに湯気吹く薬缶  

中日短歌会   お手玉をおひとつおふたつ数えれば昭和の来たるデイケア施設  

中日短歌会   わたくしは昭和に生まれ「令和」まで楽しき事のみ脳(なづき)に蔵(しま)う  

 

・老いを看護する歌 

中日歌壇  焼き芋の臭いを嗅いで笑う母の鼻から延びるチューブ悲しも  

中日歌壇  「何歳(いつ)まで生きるんかなあ」が口癖の卒寿の父はコーヒーを飲む  

中日歌壇  父母が頓珍漢(とんちんかん)な会話するもごもご夫と耳とほき妻  

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